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2011年03月15日

『満月の夕』… 命で笑える日まで

どうしても、1995年を思い出してしまう。

そして、この唄が耳から離れない。


『満月の夕』
作詞・中川敬さん (ソウル・フラワー・ユニオン)
作曲・中川敬さんと山口洋さん (ヒートウェイヴ)


又吉栄喜さんの小説『豚の報い』を映画化した際、エンドロールにこの『満月の夕』が平安隆さんのうちなーぐちバージョンで流れましたね。
他にもカバーしている方は数名いらっしゃいます。

シングルとしてリリースした際は、八重山民謡の唄者、大工哲弘さんも参加しているようです。


風が吹く港の方から
焼け跡を包むようにおどす風
悲しくて全てを笑う
乾く冬の夕

夕暮れが悲しみの街を包む
見渡すながめに言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸をあつくする

声のない叫びは煙となり
風に吹かれ空へと舞い上がる
言葉にいったい何の意味がある
乾く冬の夕

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕

絶え間なくつき動かされて
誰もが時代に走らされた
すべてを失くした人はどこへ
行けばいいのだろう

それでも人はまた 汗を流し
何度でも出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に
いつか見た夢を目指すだろう

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕

ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て 命で笑え 満月の夕



祈ることしか出来ません。




Posted by どぅし at 00:31│Comments(0)
 
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